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産業医 関谷剛 メッセージ

【動画】関谷剛の産業医こぼれ話 会社の医学 vol.31「暖房が招く不調」 YouTube公開しました

会社の医学 vol.31「暖房が招く不調」を解説する産業医・関谷剛

今回のテーマは「暖房が招く不調」です。

寒い季節、職場では窓やドアを閉め切り、暖房を使う時間が長くなります。室内は暖かくなりますが、その一方で、空気の乾燥やほこり、ダニ・カビ・ハウスダストなどが原因となり、咳、鼻水、皮膚のかゆみ、だるさといった不調が起こることがあります。

同じ環境でも症状の出方には個人差があります。「ほかの人は平気だから問題ない」と考えず、体調の変化に気づき、職場環境を見直すことが大切です。

暖房を使う冬の職場で不調が起こる理由

冬の室内では、暖房による乾燥に加えて、夏に増えたダニの死骸やハウスダストが空気中に舞いやすくなります。また、清掃やメンテナンスが不十分な加湿器やエアコンにはカビが発生し、運転時に室内へ広がることもあります。

こうしたアレルギーの原因物質に、寒さや換気不足が重なることで、咳や鼻水などの症状が出やすくなります。

職場で意識したい3つの対策

1.温度と湿度を測って調整する

感覚だけに頼らず、温湿度計を設置して実際の数値を確認しましょう。空調設備を設けている事務所では、事務所衛生基準規則により、室温18~28℃、相対湿度40~70%となるよう努めることが定められています。数値だけでなく、職場の広さや人数、作業内容、働く人の体調も確認しながら調整してください。

2.暖房器具・加湿器・室内を清潔に保つ

エアコンのフィルター、加湿器、カーペットなどを定期的に清掃し、カビやハウスダストがたまりにくい環境をつくりましょう。加湿器は水を入れたまま放置せず、取扱説明書に沿ってこまめに洗浄することが大切です。

3.適度に換気する

暖房中も定期的に空気を入れ替えましょう。換気は、アレルギーの原因物質だけでなく、冬に流行しやすいウイルスなどが室内に滞留するのを防ぐうえでも役立ちます。

日頃の体調管理も大切です

環境を整えることに加えて、睡眠、食事、適度な運動など、日頃の体調管理も欠かせません。冷たい空気で気道に負担がかかる場合は、必要に応じてマスクを活用するなど、自分の体調に合わせて対策しましょう。

「会社に行くと咳が出る」「職場にいると鼻水やかゆみが強くなる」といった変化が続く場合は、無理をせず、職場環境の確認や医療機関への相談を検討してください。

冬場の職場の健康管理に、ぜひお役立てください。

産業医 関谷剛

動画で詳しく解説しています

会社の医学 vol.31「暖房が招く不調」

動画URL:https://youtu.be/J6sOQ-2QVaA

会社の医学  |  産業医 関谷剛
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